注文住宅の間取りで失敗しないためのポイント

間取りについてですが、間取りで失敗しないポイントがいくつかあります。まずは吹き抜けには気を付けることです。当初はうちでも吹き抜けのある家にしたいと話ていたのですが(なんかカッコイイじゃないですか)、吹き抜けは熱暖房効率が格段に落ちます。本来天井があることで熱暖房効率を良くしているものなのでそれが無くなると当然落ちます。つまり光熱費が必要以上にあがります。

一戸建てになってからの電気代って思ってた以上にうちはかかっているので、今思うと本当に吹き抜けにしなくて良かったと思ってます。それでも天井にプロペラみたいなもの(名前なんでしたっけ?)があれば効率よく循環してくれるのかな?もしくはハウスメーカーによっても循環する空気穴のシステムがあるところもありますよね。

それも電気代がかかってしまうものなので、いかに熱暖房効率をどうやってカバー出来るかは考えておいた方がよさそうです。

その次にキッチンなのですが、無駄に広くすると後悔します(うちは若干広めです)。これも奥さんが憧れるのですが、キッチンの大きさより、導線を重要視した方がいいです。

キッチンは適正な大きさで、家事や料理がしやすいよう動きやすくする方がいいですよ。凄く分かりづらいことではあるのですが、適正なキッチンの広さでは無く、また導線が悪い状況だとしたときに、一日数歩の無駄というのが一年経てばとてつもない目に見えない無駄が発生しています。無駄というのは労力の無駄もありますが、時間の無駄でもあるのでご注意ください。

他にはトイレの位置も意外に気をつけないといけません。一番やりがちだけど、トイレ設置にて後悔する場所はズバリ玄関の近くです。玄関近くって匂いのことや音などを考えればありがちなのですが、同時に来客があったときに音が駄々洩れする可能性があることだけは覚えておいたほうがいいです。


あとは当たり前に聞こえるんですけど、ご飯を食べるところの近くにトイレがあるのは気を付けてください。うちの実家がなぜかそうだったのですが、小さい頃は気にしていなかったけど中学の思春期くらいになると本当に嫌でした。今思うと何故こんなところにトイレがあるのという感じですけど。。ですので友達を連れてくるのも本当に嫌でした。

また収納の広さと数には本当に気を付けてくださいね。部屋を大きくしたいあまりに収納が格段に少なくなる家は、後から必ず後悔するはずです。子供の成長などにつれて収納は必ず必要になります。10年間で買うものが増えると同時に捨てるものを増やすことは簡単なことではないからです。

結局タンスやカラーボックスなどを購入することによって、無駄にスペースを削ることになります。部屋に物があふれだしたり、目につくものが増えると、無意識にストレスを感じるものなので初めから収納スペースは多めにとっておいた方が良いです。

これが一番悩んだかもしれないのですが、階段をどこにつけるかですね。うちはリビングに階段をつけました。玄関からの階段は、子供が大きくなったら顔を合わせることなく部屋に向かってしまったり、夜中にこっそり帰ったりしてきてあまり教育や家族の繋がりに良いことが無いのかなと思いました。(うちの実家が玄関の前に左右に階段が2個あり、兄弟の部屋が別々という変則な家でした。)ここの階段問題は奥さんとも意見が一致したので良かったです。親として子供の動きをある程度把握しておくことはとても大事だと思います。あと余談ですが、うちは靴が多い家なので玄関の横に靴用のスペースを設けています。スポーツ一家なのでサッカーのスパイクやバスケットシューズなどがあったり、お互いに靴が趣味なのでとにかく靴の量が多いのですが、これが通常の家の下駄箱なら玄関が無臭で入れることは無かったと思います。ですのでシューズクローゼットを玄関横に設けています。