注文住宅は間取りを考えることが重要
これから皆さんには必ず満足できる注文住宅を建てる方法をお伝えします
まずこれから家を建てる人はぜひ聞いてください。私も建ててみて思ったことがたくさんあります。うまくいったところやいかなかったところ、重要なポイントがいくつもあるんですけど実際みなさん家を建てたことない人たちばかりだから分からないことたくさんありますよね?そんなみなさんに私からアドバイス出来たらいいなって思います。
まずは間取りについて
間取りって家の軸になるところだからかなり悩みました。というのもお任せの人ならいいかもしれませんけど、間取りって基本自由に決めれます。日当たりとか風の通りとかの窓の位置はアドバイス受けないと失敗する可能性が大いにあるのですが、基本的な間取りについては、「自由に決めたもの勝ち」です。だいたいの間取りでも決めないと好き嫌いが出たり、これからの家族構成など未来のことも考えて決めていいかないと失敗しますよ。うちなんかも、設計がすべて終わって手続きも終わった後に、予定になかった三人目が出来てましたもん(笑)
でも一応、主寝室を大きくロフトも作っていたので、そこに上のお姉ちゃんと下の妹を将来は一緒の部屋にしようと思ってます。(というかそれしか出来ない汗)
ですので、大まかな間取りは考えましょう。細かい手直しはプロがなんとかしてくれます。なので家族で生活していることをリアルにイメージして、仕事から帰ってきたら、どんな感じでご飯を食べたいのか、どのあたりにソファやテーブルやテレビを置いて、どんなイメージでくつろぎたいのか、そのときのキッチンはどこにあって奥さんと会話しているのかとか。
庭やバルコニーを付けるならどのようなロケーションがいいかとか。イメージしながら自由に間取りを決めていきましょう。実は最初って私も家のことってあまり興味がなかったんです。
(奥さんには興味あるふりしてましたけど)でもいざ建てる決まったときには、良いものを建てたいと思ったんですよ。建てる前に聞いていた、家は三軒目建てる時くらいがやっと自分の思い描くような家を建てることが出来るって。でもいざ建てるときに、8割失敗してしまったなんて、なりたくないわけじゃないですか。それでも建てた後に、反省することも出てきますが、考えずにお任せで後悔するくらいなら、一生懸命考えた結果あそこの部分は失敗だったねってなったほうが、後悔は残らないかなと思います。
実際、プロだって無数のパターンを考えれるとしても、私たちがどのような生活を送りたくて、そのときの家族の風景はこんなイメージっていうのが分からなければ、(ちゃんと伝えなければ)結局良い間取りはできませんし後悔すると思います。なので必ず、建築屋さんには大まかでもいいけど伝えましょう。そのほうが何かと早く進みますしね。
では大まかな間取りってどこから決めたらいいの?って人、それをこれから説明しますね。部屋の間取りの前に抑えておくポイントがありますよ。
プロから聞いた間取りの決めるときのポイントとは
一つ目の大事なポイントは収納ってどうするの?ってところです。現在どれくらいの荷物があって、引っ越すときに足し引きしてどれくらいの量の荷物があるのってところです。
そして、荷物って断捨離をうまくできる人はいいですが、ほとんどの家庭が「荷物というものは増えていく」ものです。子供が大きくなっていけばなおさらですよね。家族が増えても同じように荷物は増えていきます。簡単に捨てるというのは難しくなるのが現状です。うちの奥さんも小さいころの思い出も実家に置かずにうちに置いてますから、勘弁してくれよ!って感じですけどね。ざっくりですけど、リビングをとにかく大きくしたいと言って、20畳パツパツで作るくらいなら、18畳にして2畳くらいは収納スペースを作ったほうがいいです。
収納スペースの次は導線を考えること
次に大切なポイントは導線について考えることが重要です。家を守ってくれるのは奥さんですから、奥さんが家事をしやすいような作りにしましょう。生活する上で、支度導線や生活導線というのは必須です。特に子供が大きくなり始めてきたら、ごはんの支度や、学校へ行くための準備、掃除などなど、子供に目を向けつつ家庭のことをやるのはとても大変なことなので、家事のしやすい導線を優先的に考えてあげましょう。その際に、動きやすいも重要なのですが、効率の良い「動き回りやすい」導線を考えましょう。回遊性の高い間取りにすることが重要ですね。
その次は家の性能について考える
せっかく高いお金を支払って買い物するものです。心地の良い家を作らなければだめですよね。暑すぎたり寒すぎたりする作りは好ましくありませんので、省エネ目線でもここは抑えておきたいポイントになりますよ。ここはかなりプロのアドバイスが必要になりますので、工務店や建築屋さん、設計の方にアドバイスをもらいましょう。また家のデザインなんかも居心地の良さという観点においては重要になります。デザイナーズ物件が需要あるところからも分かる通り、人間は視覚で癒しを与えられることは多々あります。そしてこだわりの先には、「大切に扱う」という作用が自然と働いてきます。これがあると無いとでは10年20年経つときに多いな差が生まれてきます。好きな家具の色や形を想像しながら、間取りや家の中の仕様を考えていきましょう。
さらに近年では天災などが問題になってきてます
北海道、熊本、東日本での大震災は記憶に新しいものですよね。さらに今年は豪雨や台風での水害から、猛暑まで日本列島が異常気象にみまわれてます。その中でも家を建てる時に考えておく必要があるのが、耐震性ですよね。基準としては耐震等級は3を取得しにいくようにプロに相談しながら進めていきましょう。
家の中にどれだけ太陽の光を入れれるかもポイントに
あとは窓ですね。窓の大きさ設置個所は重要なポイントです。日当たりが良いところでは、太陽の光をできるだけ取り込めるようにしましょう。やっぱり光がたくさん入る家は心地が良いです。
窓を設置するということは風通しも必然と考えなければなりません。基本は窓の対角線上に窓があるのが風通しが良くなるとされています。あと窓は家の中のレイアウトに関わるだけではなく家の外のデザインにも大きく影響していきます。家の全体外観を考えた上で窓をどう設置するのかということも大事になっていきますので、考えて建てましょう。ここもプロからのアドバイスをもらったほうが良いポイントになります。またリビング以外の部屋の窓はどのようなベッドや家具などを置くかを念頭に置いた上、設計していくといいですね。この上記のポイントを把握した上で間取りを自由に決めていきましょう。(って、間取り考えづらくなった!?)
イメージは図面だけでは湧ききらない?
どれだけ考えて計画したとしても、プロじゃなければ図面だけ見てイメージって湧きにくいものです。ですので、コンピューターで立体的な図面を出してもらったり、模型など作ってもらえるなら作ってもらった方が後々後悔せずに済みます。せっかく購入する大きな買い物なので、納得するまで対応してもらいましょう。出来上がりに近づいてきたときに、イメージと違ったとかこうじゃないんだよなって思うことが、業者さんも私たちも嫌な思いになる部分なので(しかも取り返しがつかない)納得いくまで話合いをしましょう。よっぽどなことがない限り、どうしても早く家を建てたいとかって無いと思うので、一度机に置かれたものなら時間がかかってもじっくり進めていきましょう。