注文住宅での打ち合わせのポイント

家を建てるときは打ち合わせがカギになってくる

家を建てるときのポイントになってくるのは、打ち合わせです。敏腕の担当者なら良いですが、なかなか簡単にめぐりあうことも難しいのが現状です。ですが打ち合わせをする以前により大切なところは担当者選びです。

この先、長く付き合っていく可能性がある人なので、住宅会社を探すと同様に良き担当者を見つけるのも大切です。

身だしなみがしっかりしている(私の場合、スーツがしわしわ、髪がボサボサ、爪が伸びてる、髭剃ってないとかはNGでした。)そんな自分に気も使えないような人が相手のことをくみ取れるとは到底思えないからです。あとはレスポンスが早いとかあいまいな返答をしない自分の会社の住宅以外のこと(素材や、工事、不動産知識まで)を良く勉強している。字を書くのがきれいなど、それが全てでは無いですけど仕事が出来る人にはいくつかの特徴があります。それに加えて一番重要なのは、相手の立場になって話が出来て、建築業界が好きで、熱意があるということです。このあたり着目しているとそこまで大きなずれは無いのかなと思います。この業界なので社歴(というか業界歴)も重要かも。

打ち合わせ時のポイントを押さえておく

打ち合わせのポイントを押さえておきますと、家を建てる打ち合わせのときに失敗している多くの例は、言った、言わない、忘れ、勘違い、これはまず回避したいところですね。サービスしてくれるはずだったものが、されなくて、そんなこと言いましたっけなど言われたり、すみません忘れてましたで済まされたりなど一度の忘れなら仕方ないかもしれませんがこれが続くと不信感しか生まれてきません。

これ結構あるあるなんですよね。でも普通の買い物とは違い長いスパンで話を進めていくものですし、担当者も同時に何件か抱えているのでつい忘れがちになってしまいます。最初に挨拶をして、資金計画をしてプランニングして、色々な話し合いを進めていく中で、これを複数担当していると正確に把握しておくのも人間だから限界があるかもしれませんよね。

ですので対策としては、まずは打ち合わせの内容を書面に残してもらうこと。もしくは許可をとったうえで音源をとらせてもらうこと。電話でのやり取りは基本しない。(電話の方が話は早いですけどね)メールで全部やり取りをすることで、記録として残す。

これは疑っているという話では無くて、お互い気持ちよく家を建てていく為に、必要なことなのです。出来る営業マンはこれを普通にやってくれる人が多いです。相手も言った言わないになるのは嫌ですし、予防線をはっておきたいと思うのが普通ですしね。

家づくりではしっかりと自分の要望をまず伝える

まずは家づくりノートを作りましょう。ノートには切り抜きでいいので、ネットや雑誌で見ていいなと思ったリビングの風景や外観、玄関の雰囲気などを貼って、自分の中で伝えたいことを整理しておきましょう。次に生活の流れも想像して書いておきましょう。

このあたりは奥さんに聞いて、普段どんな流れで家を掃除するかなどの家事導線を聞いてノートに書いておくのが重要です。一番最初に書いたように日中のほとんどは奥さんが家を守ってくれていることが多いので、奥さんの心地が良いようなリビングや掃除しやすいようなキッチン周りなどを考えてもらましょう。

平日、週末、日中、夜、などの目線でも考えたほうがいいですし、年単位で子供が大きくなっていくときに、どうなっていくのかを想像しながらノートに整理してもらいましょう。

これを考えてもらいながら、旦那さんは資金の計画をしてきましょう。貯蓄はどれくらいあって、借り入れはどれくらい出来るのかというの把握しておきましょう。こちら詳しくは前の記事にも書いてますが、付帯工事費用や諸経費などの総額をもって資金計画をしておかないと大変なことになりますので気を付けましょう。出費は思いのほかかかってきますから。。

そして最後に優先順位を考えておくということが大切です。月々の支払いが要望通りに進めるといくらで、少し抑えると月々の支払額はどれくらいになるか等、ライフスタイルに合わせながら、何を優先していくのかを予め考えておくことが重要です。

まずはざっくりでいいので考えてみてください。大切なことは満足のいく家を建てることも大切ですが、家は家族が楽しく過ごせるためのツールに過ぎないということを忘れないで優先順位を考えていってもらえたらいいと思います。