平屋は高いのか

近年では平屋が人気傾向にある

平屋は高いのか安いのかというのが気になって調べました。最初は平屋が良かったんですよね。でもうちの場合は土地を大きくしなければ希望通りにならず、地震の影響でうちが探していた土地が高かったので断念してしまいました。平屋にはデメリットもメリットももちろんありますのでその解説をしていきます。

ちなみに私の友達が四国のあるところにて住宅の営業をしているのですが、今年は4割ほどが平屋の注文だったそうです。土地がかなり安く購入できるところは需要があるようです。実は二階建てより平屋の方が高いって知っていましたか。

平屋はとにかく高いを解説

例えば20坪で建てた場合に2階建て住宅は20坪の基礎工事と20坪の屋根で建てることになります。同じ大きさで建てる際、平屋の場合には40坪の基礎工事と40坪の屋根が必要になります。

つまり平屋で建てる場合の方が同じ面積建てるときに多くの材料が必要になってしまうのです。ちなみに一階が30坪で二階が10坪の家の場合でも基本的には平屋の方が材料費はかかるということになります。また、一階二階が20坪で合計40坪の家と一階30坪で二階が10坪の合計40坪の家では一階30坪の方が基本は値段が高くなります。なぜかというと家を建てる際の原材料費で躯体構造部の木材をプレカットというのですが、これが家を建てるうえで値段がかかります。

また基礎工事は値段がかかるので30坪の方が費用が掛かるということがわかります。また、屋根においても二階が10坪だからといって、残りの一階部分の20坪にも当然屋根を付けますので屋根の工事費用も30坪分必要になります。したがってよく言う坪単価という概念ってあまり(状況によって大きく異なるので)参考にならないです。知っているふりして坪単価の話をすると恥ずかしい思いをするので気を付けてください(笑)。

平屋は階段と廊下が少ない分、実は安いかも

安い家を営業マンから提案されるときというのは総二階での住宅を提案されると思います。平屋の次に総二階の方が立派なイメージがあったので(最初はそっちの方が高いと思っていたので)うちは逆にお得な気分になりました。また仮に総二階の物件が2200万だった場合に平屋にして40坪の基礎工事と、40坪の屋根を付けたからといって単純計算で倍になるかといえばそうではありません。だ、平屋のメリットとして総二階の間取りと同じものを建てたかった場合に、平屋は階段やホールは作らず、廊下という考え方もあまり必要がなくなるので同じ大きさを建てるときには40坪も必要ではなくなります。おそらく30坪から35坪くらいに収まることが多いみたいです。そうなると意外に思っていた以上に高くないかもしれません。うちも次は平屋を建てたいと思っています。(まだまだ先、というか建てれるのか・・・)ちなみに平屋はソーラーパネルの設置面積が広くなる可能性が高いですよね。自分たちである程度の電力自給が出来るなら初期投資の金額と比べてどうなのかという判断も出来ると思います。某有名メーカーの屋根とソーラーパネルが一体化しているあの商品には凄く惹かれました。