マイホームを建てる際の発生費用
付帯工事費用は要確認すること
建物が建つ上でかかる費用というのがまず本体工事費といって家が建つための費用です。(これが一番イメージつくかな)そして、付帯工事費が掛かってきます。例にして挙げると設計費や建築確認申請費、水道に関わる費用、仮設工事費用(仮設トイレや囲いや仮設電気などなど)照明器具にかかる費用、給湯器関連、地盤調査費用、役所の検査や、シロアリの駆除費用などなど、たくさん掛かるものがあります。これが建設会社によっては本体と付帯と別々に記載されている会社もあれば、一緒にしている会社もあります。一緒にされていると、どこにどんな工事が掛かっていていくらかかっているのか見えない為、実は相場以上の金額がかかってしまっている可能性もありますので注意しましょう。
その他発生する費用は結構あります
あとは、会社によってグレードアップするようなオプション工事などもあります。他にも付帯工事に関わることですが浄化槽の費用、庭を造るための工事費用、カーテンレールの設置費用なども細かいことですが確認しておかなければなりません。見積書の中で新しい家に住むうえで必要なものが工事費用に入っているか想像していけば少し見えてきます。
まだまだ専門的なものがたくさんあります。少し見落としやすいところでいくと地盤改良工事費用も意外と発生してしまいます。これ結構大きい金額になるので気を付けておいてほしいです。
また諸費用もいろいろな項目があります。火災保険だったり、登記費用であったり、銀行など金融機関に支払う費用であったり様々です。最近では銀行融資に保証人では無く、保証会社を付けることが多くなってきています。
その保証会社に支払うのも費用(保証料)に入ります。また金融機関に支払う事務手数料、金銭消費貸借契約の際の印紙代、融資手数料、団体信用生命保険(だいたいは金利内に入っています)などもかかります。(多いですね~)火災保険に関しては地震保険単体では入ることが出来ないので火災保険に入る必要があります。ここも内容によって金額が変わりますので、生活していく中での月々の支払い計画を考えていく中で決めていくほうがいいかと思います。
まだまだありますかかる費用
建物に関わる登記費用として表示登記費用(どんな建物か情報を記載するものです)保存登記費用、抵当権設定登記費用、これは自分でも出来るのですが、基本はプロにお任せすることが多いです。
諸費用はだいたい一般的に120万から150万くらいかかるとされています。場合によってはまだあるかもしれませんが、これくらいの支払うものがある中で生活に関わるもの(家電や家具など)への費用を考えていきます。
またインターネットも毎月の支払がかかりますし、引っ越し費用もばかになりません。あとは上棟式、地鎮祭費用もかかってきますので把握しておきましょう。
いかがですか?家建てるのってこんなに大変なんだぁって思いそうな内容ですよね。でも予めこれだけかかることを分かっていて進めるのか、あいまいなまま進めていくかでは、納得する家づくりに大きな差が出てくると思います。
一般的な家を建てる流れとは真逆の流れで進めてくださいねと、以前に書いているのですが、重要なことはまずは費用を把握するということも大切なのですが、まずは適正な住宅ローンを確りと選ぶということです。
おそらく住宅ローンってみなさんが一番気になるところですし、一番調べているところだと思います。銀行でのアドバイスは聞けば安心と思いがちですが、実は銀行がおすすめする住宅ローンは失敗する可能性があるのです。
大切なことはどんな家を建てるかよりどんなライフスタイルにしたいか
これはどういうことかというと、みなさん打ち合わせが続いていく中で家を建てることがゴールになっていってしまうのですが、本当の目的は家族でどんな生活をしたいかという事です。
幸せに豊かに生活していきたい中で、どんな家を建てたいかがメインになってくると、それにあった住宅ローンなどを選び始めてしまいがちになります。住宅ローンの選び方もどのような生活をしたいと感じてる中で、それに合ったローンは何か、と考えていかないと、ローンのために仕事をしている状態に陥ってしまい、本来の目的からずれていってしまいます。下手したらじり貧な生活になって、夢のマイホームは買ったけど(家のために働いて)何も楽しくない、ということになる可能性があります。
大切なことは家族でどんな生活をしていきたいかの中にマイホームがあるということを忘れず、住宅ローンを考えていってくださいね。